WordCamp とは?

世界中で開かれている WordPress のイベント

WordPress は世界中のコミュニティによって支えられています。日本でも地域ごとにコミュニティがたくさんあり、ボランティアメンバーによって運営されています。各コミュニティでは WordPress をもっと使いやすくするために勉強会や情報交換が盛んに行われていて、その中でも WordCamp は、WordPress Foundation[1] の公式な承認のもとに世界中で開かれている WordPress のイベントです。
WordCamp のセッションは実に様々な内容のものがありますが、共通しているのは多くのセッションが WordPress に関する内容であるということです。

1. WordPress 創始者 Matt Mullenweg (マット・マレンウェッグ)によって設立された WordPress 非営利法人

どんな人が参加できるの?

WordPress に興味がある人や WordPress が好きな人なら、技術のレベルに関係なく、誰でも歓迎されます。コンテンツを作る人、ものを売る人、文字を書く人、写真を撮る人、絵を描く人、デザインする人、考える人。フリーランスでも組織人でも、様々な職種や立場の人々と直接出会えるのは WordCamp に参加する醍醐味のひとつです。

WordCamp 日本語公式サイトでは次のように記されています。

ーオープンさ、多様性、コミュニティとの共有
WordCamp には分け隔てはありません。WordPress ユーザー、開発者、デザイナー、その他のファンの皆さんは、経験レベルに関係なく歓迎です。
ーつながる、コラボする
多くの人が WordCamp に参加する大きな理由のひとつに、他の WordPress ユーザーと直接会って何かを学べるという点があります。

新しい知識を得られるということに加えて、参加者には新しくコラボ出来る仲間を見つけたり、仕事のきっかけをもらったり、雇いたい人材を発掘したりする人もいます。一緒に仕事やプロジェクトをやるわけではなくても、WordPress を使って何かをやろうと思っている人たちとつながっているだけで、力が湧いてくるものです。
一人でやるのもいいけれど、仲間がいればできること、挑戦してみたくなることがたくさんあります。

地域コミュニティによる地域コミュニティのためのイベント

WordCamp Central にあるスケジュールは集中的に管理がされていますが、各イベントは各地の WordPress ユーザー、開発者、そしてファンによって企画・運営が行われています。WordCamp Central や WordCamp Japan からガイダンスを提示はしますが、実際にはそれぞれの運営者が一生懸命頑張っています。地元の有能な人たちが活躍するのも WordCamp の良さのひとつです。プログラムには、可能な限り地域からのスピーカーが含められます。WordPress のリードデベロッパーや有名人から連絡をもらうのも良いものですが、WordCamp は同じスピーカーたちが各地をレクチャーをして回るためのイベントを狙っているわけではありません。地域と外部からのスピーカーを両方呼ぶのがベストな形であることが多いようです。